小さい時からとても繊細で、自分の世界があったSくんでした。
レッスン中お友だちが泣いていると、自分も悲しくなって泣いてしまう。
レッスンも来れない時もありました。
お母様は、そんなSくんの様子も受け入れつつ、
私のお話しも良く聞いてくださり、いろいろ相談しながら、いろいろな形でレッスンを進めてきました。
つくづく、長くレッスンを進めていくには、こうやっておうちの方としっかりお話をさせていただきながらでないと、できることではないなぁ、と考えさせられた時間でした。お母様には本当に感謝しています。
幼稚園に入園し、おうちが少し遠いこともあり、
Sくんの気持ちもあり、レッスンを離れていました。
夏休みに入り、教室に伺います。と連絡くださり、Sくんの意思で、と遊びに来てくれました。
すっかりお兄ちゃんになった姿を見せてくれたSくん。
「楽しいことしよう!」
と言って、私が今練習しているプラスティックアニメを一緒にやってくれ、いろいろな打楽器に触れ、ピアノでも一緒にいろんな音を出し味わい、
もっとやりたいなぁ、
といいながら、
さよならの時間になりました。
おうちがさらに遠いところに引っ越されるとのことで、これで、ということでしたが、
こうやって最後に、音楽で一緒に遊べてお別れできたこと、なんだかとても幸せな気持ちでした。
Sくんが私に選んでくれた、というお花束💐
そして、とてもパワーのあるお手紙。
たくさんの幸せをおいていってくれました✨
Sくん ずーっと,感じる心をもったまま
たくさんの音楽を味わっていってね🎶
ありがとう。
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